ぐにゃり、と 視界が 歪んだら諦めましょう 君たちを無かったことには できない忘れたくても 忘れられない消したくても 消えない思い出 思い出 思い出諦めましょう すべてを
理解し合えるなんて そんなことは思ってないけど 少しくらい 共有できると思ってた 傷の舐め合い それがしたかった それだけをしたかったどうしたって私とあなたは他人 変えられない事実 どうしたって私とあなたは
結末は分かっているのに なんでこんなに悲しいのだろう 結末がどうなるのか想像つくのに 涙が出てしまう あなたたちは悪くない それなのに犠牲にならないといけない なんでそんなことが許されるのだろう 身勝手に振り回されなきゃいけないんだろう あなたた…
一度 優しくしたら罪が消えるというの?なんて 愚かなんて 悲しいなんて 残酷
金色の 朝の空鳥は笑う、笑う、笑う吸えば涼やかな 空気すら憎くて おぞましい木々は 鳴いている
血潮は逃げる身体を越えて 逃げる追いかけても追いかけても手のひらから すり抜けてわたしを 見捨てて逃げる
あくまが やってくるやわらかいからだを ぐっとつかんでにぎるように つかんでつれさっていくそこには 虚無 しかなく愛はないざんげしても かえってこないざんげしても もどってこないざんげしても わたしは罪人
あたたかいものは こわいさわりごこちのいい いきものはあまく やさしく ないたにゃあ、にゃあ、にゃあなかないで ないてはいけない ないたらつれていかれちゃうやみに わるいものに あくいに みがってにつれていかれちゃう